CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:連続的な開発と非連続的な開発
( via jkondoの日記 )
以下引用。
これまでの新サービスがどういった状況で作り始められたかと振り返ってみると、それは1人の開発者が「新しいアイデアを思いついて思わず作り始めた日曜日」だったりするわけです。決して「業務に追われて忙しいオフィスでの昼下がり」では無いのです。であれば、それに似た環境を継続的に作ることで、アイデアが形になるきっかけを作れるのではないか、と考えました。
環境を変えるために現在取り組んでいるのは、合宿と移動オフィスです。
ということではてな合宿の施設の画像がある。
んまーすごいな。
精神活動がもっぱらである開発者にとっては以下のような環境があると素敵であるというのはピープルウェアあたりに書いてあった。
- 関係者どうしが近い席になる
- 割り込みが入らない環境
- 電話の割り込み
- 会議の割り込み
- 「 パソコンが動かないんです! 」といったサポートの割り込み
このような環境を実践してるところなんてアメリカのほうの企業くらいしかないものだと思っていたけど、日本でもあるのだな。
画像をみたら Adobe本社はこんなかんじ!写真レポート( via めっつぉ )を思い出した。
これはこれですげえ。
さらに CNET の記事から引用。
一方で新しいアイデアに対して否定的な意見を言うのはとても簡単です。「そのアイデアは著作権問題を抱えているから権利者に了解を取るのが難しいんじゃない?」といった類の意見は確かに正論なのですが、まだやると決まったわけでもないサービスに対して今からそんな事を言っていても何も始まりません。
先月あたりの Software Design の wiki ばな の記事に似た話が書いてあった。
wiki ばなを開始する前にあらかじめ参加者に約束事をしておくというもの。
たしかこんな。
- なんでもいいので発言する
- 批判は禁止
などなど。
手元に Software Design が無い( 会社に置いてある )のでうろ覚え。
新しいアイデアを作っていく作業では常に前向きなほうがいいのですな。
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